2013年7月4日木曜日

冴木さんと木崎さんトークとの出会い

ニコニコ生動画で昔よく聞いていた深夜ラジオ番組の動画を探しているときに出会ったのが、怪談バトルロワイヤルという動画でした。

深夜ラジオでは怪談も好んでよく聞いていたので、これはっ!と思い、聞きはじめたのが始まりです。

ニコニコ生放送で活動する怪談師の方々が、トーナメント形式で怪談バトルを繰り広げるといった趣旨の番組のようでしたが、これに2回も優勝したのが、冴木祐也さんという方でした。

淡々と語りながらも、第一人称ですべての怪談を語り続けるその独特のトークスタイルが特徴的で、どの怪談も非常にリアリティがあり、たとえそれが嘘であろうとなかろうと、聞く者(まあ私ですが)を淡々とした恐怖の世界に引きずり込む「独特の世界観」がそのトークにはありました。とくに覚えているのが、ある有名な心霊スポットの海岸で、男3人が恐怖体験に遭遇するといった話でした。あとは廃墟探訪のお話でしょうか。

これがきっかけで、冴木さんという方の怪談トークに興味を持ち始めたというわけです。

その後、同じくニコニコ動画で冴木さんの「怖いぃ話」を聞くこととなり、そのトークスタイルにますます引き付けられる結果となりました。

淡々と語り続けるだけでなく、BGMも効果音も全くなしの男前すぎる番組構成に再び「これはっ!!」と感じ入ったわけなのです。

聞かせよう驚かせようと、色々な手段を用いて怪談を語る番組(テレビやラジオを含めて)が多い中、こういう無味乾燥すぎる禅スタイルでの進行が、逆に新鮮だったのかもしれません。

またその関西人風な語り口がよかったということもあります。

なぜなら私も同じく”関西出身”だからです。

深夜ラジオのヘビーリスナーだったことも大きく影響しているでしょう。

その深夜番組は残念ながらある事情で終了してしまいましたが、そのDJ二人も同じく関西人で、冴木さの放送と同様、BGMも効果音も全くないまま、ただのトークだけで番組を進行させていくスタイルを旨としておりました。

特に片割れの竹内義和さんという方の語り口は、かなり淡々としておりながらも、かなりの角度で鋭い球を投げかけてくる奇襲スタイルをもっぱら得意としてあったため、相方である北野誠氏も思わずたじたじになっていたということが、今でも懐かしく思い出されます。

まあそんなわけで様々な私の趣向が影響して、冴木さんの怪談トークにはまる結果となったわけです。さらに冴木さんが「じゃむらじ」というネットラジオをやっていることも知り、こちらもグーグル検索経由でリスニングすることとなりました。

そこで相方DJをやっておられる木崎さんという方の怪談トークを聞くにあたり、冴木さんとの絡み方や、語る怪談の臨場感や語り口が冴木さんのそれと負けずとも劣らない淡々としながらも、攻めるところは攻めまくる攻撃型トークスタイルに、三度「おおおおっ!」と感じ入った次第であります。

木崎さんの怪談トークの最大の特徴は「語り口のリアルさ」にあるかと思います。

冴木さんのそれは、冴木さんそのままの普段の語り口で奏でられる日常的淡々感が面白いというか、引き込まれる魅力の一つだと思うのですが、木崎さんのそれは、声色や話法をも変えた自らを体験者のそれに生き写すがごとくの非日常的淡々感が強く出ており、放送で聞くたびに自分がそこにいるがごとくの臨場感を感じてしまうのであります。

ちなみに木崎さんの主催されているニコニコ生放送コミュティで開催された怪談放送で、私の体験談を一つ投稿させてもらったことがあります。

そのときに木崎さんが語られた私の体験談はあまりにもリアルすぎて、体験者たる私自身も思わず「こわーっ!」と当時を思い出して、再びブルってしまった苦い記憶がありますね。

こんな感じでお二人の怪談やフリートークに引き込まれ、とうとうミクシでファンコミュニティを作ってしまったという次第です。思い切りノリと勢いで作ってしまったので、その後の展開や運営などまったく不明のまま、コミュなるものと格闘することとなりました。

幸いミクシに木崎さんが登録されていることを知り、こちらからコンタクトを取らせていただき、じゃむらじで取り上げて頂いて、現在に至るというわけです。

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