お待たせしました。じゃむらじ第36回放送の感想記事です。
放送のアップから少し時間がかかってしまいましたが、それは番組の内容があまりに濃いために、あらためて聞きなおしているうち、気が付けば日にちが経ってしまったゆえに・・という次第です。
オープニングは冴木さんから。
趣味の釣りで、心霊スポットだったところに知らず知らずのうち足を踏み入れてしまったという冴木さん。霊感もちではないために幸い何も感じなかったといいますが、海辺はこういうスポットは意外に多いのかもしれませんね。まさに
「知らぬが仏」とはこのことでございます。
今回は前回に引き続き、「旅の話」がオープニングトークの議題となっていました。
最初に口火を切ったのは冴木さん。
オーストラリアで体験した「夜空の星空を眺めるツアー」でのことです。
不思議だったのは、闇夜に関わらずまったく怖くなかったというところ。これが日本だと何気に怖いのに・・・と。同行していたツアーガイドのオーストラリア人に幽霊談などないかとたずねたところ、「ない」との答えだったとか。欧米のゴースト的なものと、東洋の幽霊という響きは相反するものがあるんでしょうか。やはり文化の違いなのでしょうかね。大草原の夜空は霊的に怖いというよりも、大自然そのものに飲み込まれる、という別の怖さがあるような気がします。
木崎さんの旅の話は、バックパッカーがヒッチハイクした車の持ち主がひょっとしたら〇〇〇パイアだったのかもしれない、というもの。
「血が・・・」などと言われたら、そりゃあビビりますわなー。これなどは幽霊話というよりも、都市伝説的な感じがあって、なかなかにリアルでした。
ほかにも冴木さんがサイパンで体験した話として、皆でタトゥーを入れに行った仲間の一人がC型肝炎で入院したこと。どうやらそういう店では一度使った針を洗わずに、もう一度使うのがデフォだとか。そりゃあ伝染るのは当然かも・・・
次は健康についてです。
まずは木崎さんがエアコンをつけずに一日を過ごしたら、思いのほか体調が良くなったということ。元来低体温とのことで、ちょうどつけない日のほうが適度に過ごせるそうです。私も経験ありますが、クーラーに当たりすぎると、自己体温調節とか、そのへんの代謝機能が上手に働いてくれないような気はしますね。自然の風だと長い時間あたったいても気持ち良いですが、人工の風はやはり調節機能を狂わせるのでしょうか。あとはこまめな水分補給について。一気に飲まずに少しずつ飲むことが大事だということです。
一方の冴木さんの発言は、もっぱら
「健康食品と健康器具は信用するな!」で終始しておりました。根拠のないデータを垂れ流すメーカーと、正しい情報を流さないメディアとのズブズブ暗黒関係に喝!というわけです。冴木さんのお知り合いにも、健康食品でひどい目にあった方がおられたとかで、まったく健康のために不健康になっては話にもなりません。私達も安易に飛びつかないで、ダイエットしたければひたすら節食(断食ではなく!)と適度な運動を行いましょう。自分の体は努力した分、決して嘘はつきませんから・・・
次はメールコーナーですが、これが今回放送一番の目玉でした。
何が目玉なのかというと・・・
密命の内容が判明するからです。
私が木崎さんからいただいた
”密命”の内幕が・・・
それはひとまず置きましょう。
まず最初のお便りは、我らがテックスターさんからです。
今回で3回目となる恐怖のお便り。
井戸を埋めたことで起こった怪異や、家の前で倒れた男性と、ホームレスの遺体・・・・
詳しくはもちろん放送URLで、なのですが、まだまだ続くとのことですので、これからまた楽しみが増えそうです。
次は名無しさんからのお便りで、番組に入った怪音の謎。じゃむらじ7回目の放送で
32分47秒に男の声が入っているとのことでしたが・・・
木崎さんの声ということでした。
メディアで流れる怪音というのは、結構色々な媒体で聞きますが、やはり電気関係にそういう類のものは吸い寄せられるようです。じゃむらじでも、実は結構な数の怪音が混じっているのかもしれませんね・・・
そして今日一番のトピック、兎さんのお便りです。
兎さんと言えば、じゃむらじ初期からたびたびお便りをされていた常連リスナーの方で、その夢とも現実ともつかない不思議な体験談を淡々と語られる文体は、もはや「じゃむらじ名物」と化しつつありました。
冴木さんの男気怪談凸待ち!でも、凸されておられ、私もその放送を聴いて「おお!これがあの噂の!」と、思わず席を立ってしまい、持っていた伊右衛門茶をビシャーッ!と盛大に床にこぼしてしまったほどです。
さてその兎さんのメールについてなのですが、お二人曰く「恐怖のカタカナ文体」についての指令、すなわち「ブログにメールをアップしろ!」についての詳細を、木崎さんから直々に私宛にメールで頂いたとき、そしてそのメールタイトルが案の定「密命」と知った時、思わず
削除クリックを押しそうになりました。
緊張のあまりに。
なんとか心臓の鼓動の高鳴りを押さえて、メールを開くと、それはチラリと・・・・見えました。小さな文字がつらつらと・・・
続けて木崎さんからの密命お願いメールを読み、その下にある先ほどの添付写真から見えるおどろおどろしい文字の配列を見た瞬間はそらーもう、あなた・・・・・
ドキドキしながら添付を開きましたとも。
そしてそこにあったのは、紛れもなく100%純カタカナ製の
和文文語調カタカナ文字でした。
放送でも触れられていたとおり、あの文体であの文字はちょっと横溝正史的すぎて怖すぎます。一体なんの事件予告ですか兎さんあなた!と失礼ながら、兎さんに聞き返したくなるほどの迫力満点なお便りメールに乙!です。
これはブログの最後に貼り付けておきますので、皆様よろしければご覧くださいませ。コミュのほうにも貼っておきますね。
さて最後の怪談じゃむですが、今回はコミュで書かれたテックスターさんの怪談です。これはブログでも前々回ぐらいに取り上げさせてもらった分ですね。テックスターさん、またよろしくお願いします。
冴木さんの怪談は
「長雨で被害にあった集落の話」でした。
地滑りで家と家族を失った村人とその石碑にまつわる哀しくも切ない怪異談。現代にも続くこのお話は、自然の猛威と人のはかなさ、優しさについても色々と考えさせてくれる、冴木さんらしからぬ良いお話でした。冴木さん、たまにはこういう泣ける怪談もお願いします。
次は木崎さんの
「トイレ」です。
ショッピングモールで勤めるあゆみさんが体験した、開かずのトイレの恐怖。いわくつきのそのトイレには禍々しい後日談、逸話が現在も続いており、果たしてそのトイレで命を絶った女性の怨念によるものなのか、それともまた別の何者かによる負の連鎖なのか・・・・
意味はまったく分からないまま、あゆみさんは未だにそのモールで勤務を続けられているそうです。私だったら即刻辞めてますがね。緊張を解くはずのトイレで緊張を強いられては、出るものも満足に出せませんから!!
とまあ、今回はこんな感じで。ちょっと長くなりましたが、これも番組の内容が濃く、面白かったということでお許しください。
では最後に例のカタカナメールをどうぞ・・・
きゃあああーーーーっ!!
・・・・・・それでは放送をまったりとお楽しみください