2013年11月28日木曜日

あと4人で、あの〇〇が!

今日mixiファンコミュにまたお一人、メンバーの方が加わられました。

すいません。お名前は分かりません。

というのも、20人を越えたあたりで、どなたがどの方なのか把握しきれなくなったので・・・・申し訳ない。もしこのブログをお読みでしたら、名乗り出て頂ければお礼の言葉を差し上げたいと思いますので、よろしくお願いします。

とにかく人数は、

46人になりました。

40人までは割と順調にメンバー数は増え続けてきましたが、43人を越えたあたりでまーったりな感じになってましたね。

その後、再びゆっくりと45人にまでたどり着きましたが、この真ん中の数が、結構な峠だったように思います。

しかし真に驚くべきは、

メンバーの方の数が減少しないこと

でしょうか。

増えることよりも、減らないことのほうが重要なことのように感じる今日この頃。

そこには様々な理由があるでしょうが、少なくともメンバーの皆様が、コミュに入り続ける価値をどこかに見出してらっしゃるからこその可能な人数維持だと思いますし、今後も変わらずそうであってほしいと心から切に願っております。

そしてついに50人への記念すべき第一歩。

40代も過半を越えた段階(年齢のことではありません)で「サイン入り〇〇プレゼント」の実質的カウントダウンへ突入です。

長かったこれまでの軌跡・・・・・


思えばいろいろありました。


ニコ動アーカイブの「怪談バトルロワイヤル」と「怖ぃ話」を聞いて、冴木怪談にハマったこと。

木崎さんとの共同DJで、じゃむらじを知ったこと。

お二人の掛け合いトークに、ガハハ!と笑い転げたあの日。

勢いのままにコミュを作り、勢いのままに木崎さんにコンタクトをとらせていただき、勢いのままにじゃむらじにメールを送った、過ぎ去りし一年半前。

全てが勝手なノリで出来たコミュにも関わらず、皆様の優しい心づかいのおかげで、ここまで辞めずにコミュ管理を続けることができたこと。

冴木さん、木崎さんをはじめとして、コミュメンバーの方々、リスナーの皆様方、今まで本当にありがとうございました。

ここまで決して一人ではコミュ活動を続けてこれなかったと思います。

そして今宵。

私は決断しました。

非常に言いづらいことなのですが、いつかは必ず来るだろう決断を。


そう。



私ごるごんは・・・・・ごるごんは・・・・ごるごんは・・・・・









今日でタンクトップ部屋着を引退します!!




暑い暑いと思って、双肩をむき出しにしたタンクトップを6月から着続けてはや5か月。

夏真っ盛りの間は非常に心地よかった剥き出しの素肌も、秋も宵に差し掛かった11月の声を聞いたあたりからは、なんだか激しくチキンスキンの様相を呈してきておりました。

「このままでは凍死してしまう・・・」

本気でそう思い始めた11月も最後の週。

ようやく重い腰を上げ、部屋のクローゼットの箪笥の中から、長袖のセーターとシャツを取り出して冬物を用意したという塩梅です。

そして長らく私の部屋着ライフの友として愛用してきた赤、青、黒のスリータンクトップを静かにクローゼットの中に納めさせて頂いた、というのが今朝なのであります。

長い体感サマーを共に歩んできた戦友のごときタンクたちには感謝の言葉もありません。

いや全然あります。

というわけで、ファンコミュのブログとはいえ、あえてここで私事のお言葉を勝手に展開させていただきます。





親愛なるタンクトップの皆さま。

これまで暖かいお心遣いならびにご支援、誠にありがとうございました。

どうかこれからもその短い丈で夏物の部屋着達を元気づけてやってください。

私も箪笥の向こう側から微力ではありますが、陰ながら応援させていただきます。

アディオス、そしてまた逢う日まで・・・・





まったく主旨がそれまくって、ずれまくって、気がついたらコミュとは全然関係のないファンタジーエッセイを書きなぐってしまいました。

書いていくうちに勝手に指があらぬ方向に走っていく。

本当に私の悪い癖です。

適当なこと書いてしまって、皆さま本当にソーリーです。

まあ本当に牛歩の如くとはいえ、着々とメンバーの方が増えていくのは、嬉しいことですし、有難いことですね。

これもお二人が番組で、コミュのことを事あるごとに触れて頂いているおかげですし、なによりリスナーの方やメンバーの方が飽きずに、私のノリに付き合ってくださってるおかげだと思っております。たとえ他のコミュに比べて少数とはいえ、数十人もの人数まで発展することができたのも、すべて、皆様の御支持があってのおかげだと感じております。本当にありがとうございます。どうかこれからもよしなに。

そしてもちろん!

年末放送に向けて、番組へのお便りや投稿をガンガンいっときましょう!

そしてできれば今年以内に50人達成して、木崎さんのサイン入り扇子と、冴木さんのサイン入りゆるゆるパンツをゲットしましょう!


2013年11月24日日曜日

じゃむらじ第40回放送おしながきと感想

第40回目のじゃむらじ放送記事です。

今回はテックスターさんの発案で「40回記念のお祝いメッセージ」を贈りましょう!ということになりました。

有志のミクシコミュメンバーの皆様と打ち合わせをしまして、音声参加できる方と、メッセージ参加する方でそれぞれお時間を割いていただきました。

おかげさまでというか、これはもう一にも二にも、この企画を申し出られたテックスターさんのアイデアと素晴らしいMCのおかげなのですが、私の恥ずかしいほどに拙いコメントと、そしてもちろん、らすごさんのあまりにも滑らかすぎるお祝いメッセージも併せて、無事収録することができました。

後ほどテックスターさんにコミュメンバーの皆様のお祝いメッセージを読み上げて頂きまして、こちらからも皆様の暖かいお気持ちをお二人に伝えられたかと思います。

冴木さん、木崎さんにも喜んで頂けたようで本当に良かったです。

今回は本当に発案者のテックスターさんをはじめ、この企画にご参加くださった皆様に心から感謝の気持ちを申し上げます。これからも皆様とともにじゃむらじ応援するとともに、機会があればまたこういうサプライズ企画で、お二人と番組を盛り上げていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

それにしても自分の声というのは、あらためて聞くと違和感がありますね~。なんだか気の抜けたコーラのような声質で。もしテックスターさんの巧みな誘導がなくて私のコメントだけだったら「おおおおお、おめでっとととっちゃっちゃらぁー!」と前田太尊ばりにバリバリに噛みまくって、完全な放送事故になっているところでした。収録中はそりゃあもう、噛みそうになる気持ちを必死でこらえながら テックスターさんのプロ顔負けの絶妙MCに口の中を真っ赤にして必死に食らいついていっておりましたとも。今後再びこういう機会が来た時のために毎晩寝る前となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」と100回唱えて滑舌筋を鍛えないといけないかなとも思ってます。

さてではそろそろ、本編のじゃむらじ感想記事に移っていきたいと思います。





ボディソープと坊主頭(OPトーク)

冬の寒い時期に坊主頭はどうよ!という木崎さんのツッコミと、冴木さんの坊主頭にボディソープは如何に?という返しで始まるじゃむらじ第40回放送。坊主頭とハゲとは違うのだから、少なくとも毛根の存在する坊主にはボディソープは有効なんじゃないかな?と個人的には感じました。

しかしあくまでもボディソープなのだから、髪の毛にはあまり影響を与えないような気がしないでもないのですが・・・・私など面倒くさい時はかまわず石鹸で髪の毛を洗うときはありますけどね。短髪なのでそれも全然OKなんですが。





お祝いメッセージ!(祝!40回放送記念)

収録中はスカイプでテックスターさんと初めてお話する機会を持つことが出来まして、色々な意味で楽しかったですね。テックスターさんのパソコンにはカメラ機能がついていまして(私はついていませんが)、画面越しにリアルテックスターさんと見つめ合いながら、熱く番組のことや日常のことを語り合うことができました。バンドをされているということなので、使ってられるマイクも本格的でして、機器関係のあれこれについて様々なことを教えて頂き、こちらでもテックスターさんの博識ぶりには本当に驚かされました。

らすごさんとは収録日が異なってましたので、直接お話しする機会は持てませんでしたが、後で送ってもらった音声ファイルを聞くと「おお!なんてすばらしい滑舌!」と感心してしまいました。非常にクリアで分かりやすいメッセージ。らすごさんの番組への愛情がひしひしと伝わってくるような、非常に丁寧で気持ちがこもったコメントに思わず聞き入ってしまいましたね。

コメント参加されたメンバーの方(kozさん、ヒデさん、ユーリ@shiohさん、ぽんすけさん、北Q太郎さん、アヤカワさん)とも、ミクシのメールでやりとりさせて頂きまして、皆さん本当にじゃむらじが好きなんだなあと改めて強く感じました。どの方にも快くご承諾いただいて、本当に有難く思っております。また機会があれば、ぜひぜひ次回もよろしくお願いしますね~





変なもちもの(トークテーマ)

木崎さんの学生時代のご友人に、ミリタリーおたくの方がいて、暇があれば軍の払い下げのグッズを集めては、持ち歩いたり、部屋に飾っているといいます。グレネード(手りゅう弾)ケースを使っていたのだけれど、中になぜかガラスの破片が絶えないため、部屋に飾っているとか、軍払い下げのグッズの床に敷いた新聞紙になぜか血が滴るなど、実際に戦場で使われた軍用品ならではのブラッディーなあれこれが、その方の身の回りで起こったようです。これは明らかに呪いなアレですなあ~(笑)

他にもご友人のお医者さんで、海外の僻地へ医療活動に出かけた際に、必ず〇〇〇ケースを買ってくる方がおられるとか。しかも使用済みのあれも気にせずに買うというのだから、いや~かなりの猛者ですね。ちなみにこのケースは「ジャングルの王者ターちゃん」に出てくるアナべべが好んで使うアレです。





続いて冴木さんの営業時代の顧客の社長さんのお話。その方のマンションの部屋で大量の刀や武器が部屋中に飾っておられたとか。中には触れると呪われるというものもあって、さすがに冴木さんも驚いたようです。これも先ほどの軍用品のアレに通じるものがありますね。ポイントはやはり「実際に使ったもの」というところでしょうか。変なものであることには間違いありません。

再び冴木さんのお話。お札を集めている方がおられて、その方がオークションで購入した「お札」がなかなかの曲者だったようです。お札を包んだ和紙が黒ずんだり、お札を飾る額の裏の壁が黒くしみてきてきたりと、なにやら怪しい雰囲気が漂うお札。その後、事故や怪我が増え始めたので、ついにその方はお札を手放します。そしてそのお札は・・・・

周りが黒ずむって、これは明らかに呪いでアレなお札ですね。その後の持ち主の処理の仕方が男前すぎます。だって歩道に〇〇するんだもの!!(〇〇を知りたい方は番組をチェック!)




お便りコーナー

一発目は兎さんから始まります。兎さんと言えば、じゃむらじでも数々の伝説的なお便りを生み出してきた「お便り猛者」。今回もその独特の世界観と言い回しで、聞く者と読むものを恐怖のどん底に陥れてくれるのでしょうか。

早速聞いてみると・・・・



駅を歩いていると黒い動物が歩く・・・・その後ろを御婆さんが・・・・その影が黒い動物だった。

エコエコアザラシの呪文。

変な持ち物と言えば、杖(山登り)と日記帳(夢)と石(綺麗な)。そしてネパールで購入したアクセサリー・・・・しかし捨てても捨てても戻ってくる!

研究しているときにつけているのが悪かったのか?

それとも血を吸わせたのが悪かったのか?!

そして最後は・・・・




ひよこの歌を熱唱する木崎さん。



まるで何者かに操られたかのように、一心不乱にひよこの歌を歌い続ける木崎さんに、さすがの冴木さんも「木崎さん、大丈夫ですか?」と心配して声をかけておらました。そこで木崎さんは初めて正気を取り戻したかのように「エッ?ここはどこ?私は誰?」と取り乱しておられ・・・・・ということは全くなく、普通に兎さんのメールを読み上げておられましたっけ。

しかし、ひよこの歌で締めるとは・・・しかも朗読の名手である木崎さんにあそこまで棒読みにさせるとは・・・・兎さん、やはり、あなた、只者ではないですな。


次のお便りはテックスターさんです。mixiコミュで頂いたお便りです。東北では芋煮祭りというのがあるようで、寒い北の地で熱い芋の煮物を頂きながら、ビール片手に皆でわいわいやるという涎がでそうな地方のお祭りがあるようです。木崎さんの九州では「農協祭り」というものがあり、各地で様々な物産を持ち寄ってお祭りを行うようです。冴木さんの住む関西ではそのような祭りは聞いたことがないとのことでしたが、確かに私の故郷でも、そういう食べ物に関したお祭りはあまり聞いたことがないですね。もちろん探せばあるのでしょうが・・・・最近はB級グルメが流行っているので、あれがお祭りと言えば、それに当たるのかもしれません。皆で集まってお酒を飲みながら焼きそば食べたりするだけでも、しみじみと楽しいものですよね。

芋煮の動画







怪談じゃむ


にくにくさん/そこつ
辻さんという男性看護師のお話です。呼吸器科で務めていたときのこと。野田さんという患者さんが、末期のがんにかかっておられて、終末医療を受けておられました。痛みを緩和するためにモルヒネを常用しており、痛みがくるたびにナースコールで辻さんを呼んでモルヒネを打ってもらったのだそうです。数か月後、野田さんは亡くなりました。そしてある晩。ナースコールを受け取った辻さんが、病室に向かうと、そこには誰もいませんでした。その後再び院内で見た影・・・そしてその声と姿は?

にくにくさんといえば、じゃむらじでも連載怪談作家として定着しつつあるリスナーの方で、毎回クオリティの高い怪談を番組に投稿されておられます。このお話はしみじみといいお話ですね。決して恨みとか、呪いとか、そういうドロドロしたものではなく、どちらかといえば飄々とした雰囲気の怪談であります。私ももし死んだとしたら、こういう出方をしてみたいもんですねー。




テックスターさん/飛び降り
電車の先頭車両で運転席越しに窓の向こうを眺めていたテックスターさん。駅のホームに近づき、その方向を眺めていたそのとき・・・男性が一人、押されるようにホームに落ちていくのを目の当たりにしました。不思議そうな顔をして落下していく男性を・・・・この後の展開は言うまでもありません。テックスターさんは二度と運転席から外を眺めることはありませんでした。

何者かに押されて落ちていく、というシュチュエーションは怪談ではよく耳にしますが、これも明らかに何かよからぬ世界のモノの仕業かもしれません。岸壁で海に飛び込もうとする青年の体を海面から無数の手が伸びて引きづり込もうとしていた、という心霊写真があるという話がありますが、これも誰かが写真を撮っていたら、確実にそういう手が映っているのかもしれませんね。しかしリアルでこの状況を目の当たりにしたとすると、話で聞くだけならまだしも、本当にトラウマになると思います。幸いにして私はそういう経験はないのですが・・・・一度だけ目の前でバイクの転倒事故を見ましたが、これも運転手は無事でしたからねー。亡くなっていたら相当にショックを受けていたと思いますよ。




たまちゃんさん/鏡
一人暮らしを始めることになった女性。部屋を飾るために購入した化粧鏡を取り付けた途端、部屋の雰囲気が変わります。なにか風の通り道ができたような、そんな感じで・・・・その後、誰かが部屋を通る気配を感じることが頻繁に起こるようになったといいます。現れては消え、消えては現れて。女性はある日夢を見ました。どこかを電車で旅している夢を。親戚の家に向かおうと歩いていると、老人が現れました。その老人はすごい剣幕で彼女に早く帰るように諭すのでした。彼女は老人の言うとおり、電車に再び乗ると・・・・

鏡というのは、異界と結びつける働きがあるという話は耳にしたことがあります。様々なまじないや儀式に古代から使われてきたともいいますし、なにか不思議な力を宿していることは間違いないでしょう。昔、夜中の2時に鏡の前で自分の顔を見つめていたら死ぬ、という噂が出回りましたが、これもそういう鏡の魔力にまつわる都市伝説の一つだったのでしょう。たまちゃんさんのお話も、そういった鏡の魔力にまつわる怪奇談なのですが、これも本当に自分の身の周りで起きたら嫌でしょうなあ。夢というのは、唯一、一日の中で無意識かつ無防備になる時間帯で起こる現象ですから、ここで悪夢のようなものを見てしまうと、これは本当に気の休まる暇もないということになるのでしょう。この女性の鏡は100円ショップで購入されたということですが、魔力に宿る器の価値は値段には左右されないのかもしれません。




冴木さん/夢の話
ご友人の話。夢の中で公園を歩く自分。そこで見かける、怪しい動きをする中年の男。そのあとに首を吊った男の光景。その後、実際に近所の公園で自殺死体が多発する。そしてまた同じような自殺光景の夢を見て、実際に事件が起きる。怖ろしくなった彼は、母親とともに事件の起こりそうな場所で待機し、数名の自殺志願者を救おうと試みるのだった・・・・

こうやって書いたのを読んでみると、なんだか映画のあらすじのように見えますね(笑)。話のオチは基本的に番組を聞いてもらって味わって頂きたいと思うので、ここではあえてネタバレはしないようにしております。しかしこのお話はなかなかに映画的でした。始まりも終わりも。結果的には、こういった様々の現象の原因とか理由などは分からないまま、事態は収容していくのですが、実際の話というのは、えてして筋道が通っている類のものではないのでしょう。意味がわからない。多くの実話怪異談に共通するテーマはこれに集約されるのかもしれません。




木崎さん/見なくなった話
若いころに悪さをしていた松山さん。夜中に車で走り回っていると、祠に車を突っ込むと同時に人身事故を起こしてまう。その後、数年間の服役を終えて出所すると、運送会社に勤めることになった。しかしその配送ルートにはあの事件を起こした祠があったのである。そしてそこには人影が・・・

これぞ木崎さん怪談!ともいうべき、グロさと因果の明確さがはっきり示された実話怪異談ではないでしょうか。事件現場の凄惨さ、事件を起こした本人にしか見えない怪異、それら全ての因果がお話の主人公にすべてに帰結します。何が何だか分からないという、因果不明系の実話怪談を得意とする冴木さんと比べて、木崎さんのそれは、原因と結果がくっきりと明確に表れた「因果応報」系怪談を得意とするという特徴があると思います。どちらもリアリティという意味では引けをとらないのですが・・・・

このお話ではやはり、事故の犠牲者となった方の手が恐怖のポイントになっていると思います。顔とか体ではなく、手。ずいぶん昔に「手」が人を追いかけて襲うという、土曜夜の2時間ドラマを見た記憶があるのですが、これも実に怖かったですね。内容はほとんど覚えてないのですが、手の執拗さが未だに鮮明に脳裏にこびりついてます。木崎さんのこのお話の核はあくまで「祠」で、決して「手」が主要な恐怖のファクターではないのですが、個人的には昔の記憶も相まって、そちらのほうに恐怖の印象が拡散してしまった感があります。祠そのものに突っ込んだことが悪かったのか、轢いてしまった犠牲者による怨念なのか・・・・車は走る凶器なので、くれぐれも慎重に運転して頂きたいものですね。

それにしても毎回思うのが、木崎さんの語りの巧さです。以前にも四季百夜という木崎さんの怪談企画で私の投稿した話を読み上げて頂いたのですが、そのときの語りなどは「声優さんなんじゃないか?」というくらい、声の艶と間が半端ではなかったと思います。語りの時の木崎さんの声と話し方はラジオドラマの声優さんのように登場人物の中に入り込んでますよねー。一度、この木崎さんの声優ばりの語りと、冴木さんの物まねで番組を一本作って頂けないかなーと、半ば本気で思っております。




エンディング

今回のじゃむらじは40回記念にふさわしい、バリエーションに富んだ企画フリートーク怪談てんこ盛り!の放送回になっていたかと思います。なによりテックスターさんの発案と皆様のご協力で製作したお祝いメッセでお二人に喜んでもらえたのが、リスナーとしてはもちろん、コミュの管理人としてとても嬉しかったことだと、改めて番組を最後まで聞いて実感しました。

ぜひまたこのような機会を作って、お二人と番組を大いに盛り上げたいと思います。そのときに皆さんにご協力頂ければ非常に嬉しく思います。

今年もあとわずかです。

来月のじゃむらじは今年度最後の放送となりますので、どうか何卒、皆様ぜひぜひお便りや投稿を番組にお寄せくださいますよう。微力ながら、不肖ごるごんも、思いつく限りの恐怖体験を、記憶の底から浚って絞って汲み取って、イチゴプリンをつけて木崎さんにお届けしたいと思いますので、ぜひぜひ皆さんも共にラストオブザイヤーを盛り上げましょう!

そんな来月のトークテーマは、

「霊的人的あらゆる分野で恐怖した話2013」

です。番組への画像やイラストも随時募集中ですので、木崎さんあてにどしどしお送りください。もちろんこのブログやmixiコミュのほうへでも届けて頂ければ、木崎さんに転送させていただきますので、皆様よろしくお願いいたします。またmixiコミュメンバーも50人達成まであと一息!となってますので(現在45人)、こちらもぜひぜひよろしくお願いします。ともにお二人のサイン入り〇〇をゲットしましょー!

冴木さん、木崎さん、これからも怖くて楽しい「じゃむらじ放送局」を期待しております。

そして・・・・







  ぺ〇〇スケースは謹んでご遠慮申しあげます


 



             だって・・・・







      だって、使わないんですもの・・・・



 


というわけで、今後とも一つ、よろしくお願いたします。


*番組でも紹介された、テックスターさんの歌うニコニコ動画を貼りつけておきますので、皆さんぜひ一度ご視聴ください。私はX-JapanのHIDEのような声にシビレました。









2013年11月2日土曜日

テックスターさんのウェブラジオ番組のお知らせ

コミュメンバーでじゃむらじのご常連である、テックスターさんがウェブラジオ番組を持たれていることは、前回のじゃむらじでも冴木さんが言及なさって、すでにご存じの方も多いかと思います。

実はその少し前に私もたまたまテックスターさんの番組をお聞きしており、その立石に水なスムージーなDJトークと、一緒に放送されているバンドメンバーの方との掛け合いに「おお!」としばらく聞き入っておりました。

テックスターさんはバンドを組まれているようで、ご自身やメンバーの方と作詞作曲もされているとか。一度動画などでライブの模様などを拝見してみたいですねー。

よろしければ皆さん、一度お聞きあれ。アーカイブもあるようですので、ぜひぜひどうぞ。怪談放送もあるようですよー

Jelly Beans Radio
http://jellybeans-radio.simdif.com/index.html

<追記:11月18日付>
上記のテックスターさんのホームページですが、私が記事で書いたようなアーカイブは存在しませんでした。私の完全な勘違いです。申し訳ありません。一度テックスターさんからその旨をご連絡いただいたのですが、多忙のために訂正記事をアップするのが遅れてしまってましたので・・・

以下のリンクで番組が視聴できますので、こちらでお聞きになってくださいませ。
http://www.nicovideo.jp/search/Jelly%20Beans%20Radio


第39回じゃむらじの感想です

39回目の放送となりました、じゃむらじの感想記事です。

前回は冴木さんの一人じゃむらじで木崎さんの物まねがでたせいか、今回の放送の序盤では木崎さんがセルフパロディをされていたのに笑ってしまったオープニングトークであります。

収録の前日まで大阪に旅行で滞在されていた木崎さんですが、旅行をかなり楽しまれたようで、放送の声も普段よりずんと弾んでおられました。大阪は駅ビルができてかなり綺麗になりましたから、私もまた久しぶりに行ってみたいと思います。以前に行ったときは丸ビル一階のバイキングレストランで舌鼓を打った後、丸ビルの中を散策したのですが、いやあ、丸ビルは本当に丸いんですね。

今回のトークテーマは「九死に一生」です。

私も体験談があったのですが、残念ながら今回も間に合いませんでした。ぜひまた次回に。

さて木崎さんの九死に一生は「ランドセルに助けられた」ということ。ランドセルが落下する木崎さんの体をクッションがわりになったというお話です。その後、そのランドセルを木崎さんは使い続けたということでしたが、ジンクスではないけれども、やはり縁起担ぎというか、自分にとって幸運だったものやことは、なにかと身の回りに置いておきたいというのは誰にも思うことですよねー 私もそういうのはいくつかあります。

次は冴木さんの九死に一生です。こちらは廃墟めぐりで事故ったときのお話だそうです。バイクでカーブをターンしきれずにそのまま道路の溝にまっさかさま・・・・「ええーっ!」と思ったら、それはバイクのほうで、冴木さん本人は無事だったようです。ご本人は「単に運転技術が未熟だったから」と仰られていますが、私の友人にも若いころにバイクで飛ばしていて転倒、大けがを負ったものがいます。彼も入院はしたものの、後遺症もなく、元気になって過ごしていたようですが、冴木さんの場合はそこまで重症ではなかったようでしょうから、むしろ悪霊の仕業ではなく、守ってくれている存在のおかげだと、霊的な見方をすればなるのでしょうね。個人的にはバイクをどうやって引き上げたのかが気になるところです。

次はお便りコーナーです。

最初は私の投稿でした。呪いの藁人形にまつわる話で、これも100%フルスロットルに実話ナックルです。いや、リアルに本当にあった話です。近所の神社で初もうでもよく行っていたのですが、今はどうなってるんでしょうかね。故郷を出てから20年以上も経ちますから、久しぶりに訪れてあの鎮守の森を再び見てみたい気もします。

そしてお次は兎さんの投稿です。

相変わらずキレとコクのある独特のお便りを投稿されたようで、読後に冴木さんも「すいません」と謝罪しておられました。お話の核自体はかなりお怖い話で、二重写しになる女性という後の木崎さんの怪談につながる体験談のようですが、個人的には兎さんのキレキレでアゲアゲな投稿文が何気に毎回楽しみになっております。今回も名言が飛び出してきまして、コミュニケーションブレイクダンスでしたか。よく分からないのですが、この言葉はかなり私の心に響きました。兎さん、また次回も味わい深い言葉とお便りを期待しております。

次はテックスターさんのお便りです。今回も怪談ではなく、ごく普通のお便りを寄せられておりました。テックスターさんはミクシコミュのほうにも頻繁にお便りや怪談を寄せられていますので、管理人としても非常に有難くおもっております。また感想などコミュのほうでお返ししていとおもいますので、その際はよろしくお願いします。

さてそんなテックスターさんのお便りは「占いと信じるか否か?」。

冴木さんはかなり懐疑的で、木崎さんはまあまあといった感じでしたか。私はどちらかといえば遊びでは結構好きな方ですので、そういう軽い感じではまあまあ信じているといってもいいかもしれません。良い結果が出れば活用していけばよいという結論で話は落ち着いたようですが、まあ悪い方向にむかなければ、面白おかしく利用していけばよいのかと思いますが・・・

お次は冴木さんの物まねです。

芦名愛(こう書くのか?)ちゃんと、子供の頃の滑舌の悪い貴花田という、かなり具体的な物真似リクエストでした。これはじゃむらじのニコニコ動画の放送分のほうで、コメントに書かれていたものを取り上げたのですが、いやあ、どちらも非常にクオリティが高かったですね。コメントには「さすがアニキクオリティ」と書かれてましたが、まさしくアニキクオリティそのものですよ。滑舌の悪さがハンパなさすぎる。あれだけ噛んでれば舌の一つや二つを焼肉食べ放題店に提供しなければならないほど、いくら舌があっても足りません。それほど秀逸だった。感動しました。前回の感想記事でも書きましたが、これはやはり一度冴木さん物真似ひとりじゃむを実施して頂かねばなりません。お願いします、冴木さん。期待しております。

物真似じゃむで盛り上がった後は!

じゃむらじ一の人気コーナー「怪談」です。

トップバッターは、

「両替所で起きた殺人事件 by にくにくさん」

両替所で店番を頼まれた若奥さんが強盗に殺され、その事情聴取にきた刑事二人。話をする老婆の視線の先には亡くなったはずの若奥さんが・・・そして刑事は!?

たしか、にくにくさんご自身の近くで起こった実話だと思いますが、結構ありそうで、逆に本当にあったらショッキングなお話ではありますね。なにしろ刑事がおばあさんの証言を元に似顔絵を作成してそれを配布し、実際にそれで犯人が捕まっているのですから。怪談話で遺体現場で写真を撮ったら、死体の隣で自分の顔を覗き込んでいる死んだはずの人が映っていたという話を読んだことはありますが、これはまさにそのリアルバージョンです。これで事件が解決したというのだから、その刑事はよくやった!ということになります。しかしよく刑事の意見が通ったなーと。現場ではこういうことが頻繁に起こっているのでしょうか?いまこの瞬間も・・・・

二番目は「夜行列車の車窓に映った女 by 木崎さん」

30年前のお話。夜行列車に乗ったとき、ふと気が付くと、自分の横に女が座っているのに気づく。あれ?と思って振り返るも、だれもそこにはいない。再び車窓を見ると、やはりそこには女が・・・・

これは怖いですねー。こんなのが本当にあったら、これ完全に幽霊じゃねえかー!って、私だったら怖すぎて車窓見れません。多分、ずっと目を閉じて寝てると思います。しかし強烈なのは、その女のいる方から香水の香りが漂ってくるということでしょうなあ。これ完全に誰かいるじゃねえかーーっ!って、また再び心の中で絶叫間違いなしですよ。まあ幸いにもそれ以上何もアクションをおこしてくることなく、世の怪異談のように気が付けば姿は消えていた、という結末で話は閉じるのですけれども、これで姿が消えてなかったら完全に憑いてきてるということになりますね。それは怖い。私だったら絶対に神社に行ってお祓いしてもらいます。それもあの呪いの藁人形神社でね・・・


最後のお話は「夜光虫 by 冴木さん」

釣りに行った時のこと。夜光虫が飛び交う様子を不思議に思った二人。すると突然「おかあさん、おかあさん」という声が。と同時に「ばしゃばしゃっ」と何かが水面をかく音。慌ててみると、何物かが平泳ぎをしているような軌跡があった。そして再び「おかあさん」の声が・・・・

夜の海は怖いですね。真っ暗な海をじっと見つめていると、吸い込まれていきそうな雰囲気がある。まるで海の中から手が出てきそうな、そんな感じ・・・・この話では具体的に何かが見えたというわけではないようなのですが、かわりに「おかあさん」という声ずっと聞こえていたと言います。これはたまりませんね。声というのは、姿以上に実態を伴っていそうな存在感がある。しかもそれが繰り返し聞こえるというのですから、これはたまりません。私なら速攻で逃げることでしょう。結局、何だったのかわからずじまいで終わるのですが、このオチもいかにも冴木さんらしい、「結局なんだったのか?」的な、意味不明の怪異談となっています。そしてこういうお話が私にとって、最もリアルで恐ろしく感じるのです。


以上が今回のじゃむらじのあらすじと感想でした。

今回はメインの怪談以上に、冴木さんの物まねが光っていたような気がします。あれで一時間はメシが食えるかな? というのは冗談で、やはり怪談そのものも、どれもがリアルだったし、何もしてこないだけに、逆に人の心理に訴えかけてくるような不気味感が、特に後半のお二人の話にはあって、本当に怖かった。想像してしまうんですよね。その状況を。

フリートークは物真似以外にも、投稿・トークテーマと色々と充実していて、回を増すごとにバラエティ豊かになってきているような気がします。この調子で年末は何かのスペシャル企画でも立ち上げてほしいなあと思ったりも。

次回のトークテーマは「変な持ち物」だそうです。また怪談バトルロワイヤルという企画も冴木さんが中心となって行われているらしいので、こちらもぜひまた聞いてみたいです。

ではまた次回に~

じゃむらじ 第三十九回
http://jamradi.seesaa.net/article/377926774.html





冴木さんの一人じゃむらじの感想

お待たせしました。じゃむらじの感想記事です。このブログ記事の更新を待ってる方がおられるかどうかは分かりませんが、とりあえず恒例となったじゃむらじ感想文を書き上げることが出来て、少なくとも自分の中ではホッとしております。

さてひとりじゃむらじですが、これは元々木崎さんの誕生日(10月3日だそうです。おめでとうございます!)に誕生日プレゼントとして木崎さんご本人が強くご所望された企画でございまして。

それに冴木さんが受けてたつという形で収録されたようです。

聞かせてもらいましたが、いきなり最初のジングルが良かったですねー

「一人はお手軽だし、一人でやる兄貴の背中、ベタベタだし」

覚えているだけでこれだけのフレーズが語られていたのですが、いやーこれはなかなかいい感じですね。じゃむらじではおなじみのテックスターさんかロメロさん(ニコニコ生放送で活躍されている生主の方)がジングルを作れらたということは、後に放送でお二人が言っておられたのですが、この出だしのジングルがどちらなのかは正確には分かりません。それにしても秀逸な出来上がりとなっています。素晴らしい。

続いて冴木さんの物まねに移るわけですが、木崎さんの物まねがひどすぎる。あまりにもひどすぎて飲んでいた「ボス・黒の微糖」を思わずブブブブッ!と吹きだして、そのまま缶をグシャリ!と潰してしまったほどです。

そんな序盤のウォーミングアップトークから一転して、次なるお話はネットワークビジネスの闇についてです。

冴木さんの昔の上司からお誘いを受けた、謎の新規ビジネス。

向かった先は恒例のネットワークビジネス大集会。

そこで展開される悲喜こもごも、裏切りと欺瞞が立ち込めた人間世界の欲と野望の一部始終を冴木さんはその両の眼でしっか!と焼き付けるようにして帰ってきたといいます。もちろん誘いには全く乗らずに。

後日その上司の属する組織が摘発されたということは、番組の賢明なるリスナーの皆さんならたとえ話が途中であったとしても、容易かつあっさりと予測されたことかと思います。

しかしちょっと待ってほしい。

もし自分が当日、その熱気あふれる集会に参列し、さらに自らの前後左右を海千山千のネットワーカーどもに囲まれて「これはすごいこれはもうかるこれはすばらしいこれはきっとあなたをしあわせにできるできるできる!」などと繰り返し繰り返し吹き込まれたなら!

果たして無事に帰宅できるかどうかわからないはず。

きっとあなたもわたしもそこの猫も、冴木さんの隣の席で熱く勧誘されていた女性のように当初は断りつつも、お話が終わるころにはその目を明日への希望とよろこびに満ち溢れさせてカバンから取り出した大事なハンコをぽん!と押して笑顔で握手して帰宅するに違いありません。

それくらい、ネットワークビジネスの勧誘は怖ろしいほどに人の欲と心理を逆手にとって悪魔のように巧みに行われるものであり、そういった幾度も振りかざされる引く手あまたの魔の手をあっさりと振り払って、なおかつ後にネタ話として披露しフフフと不敵な笑いを浮かべる冴木さんという御仁はまさに!


男の中の男


といっても差し支えないかと思います。(差し支えのある方はごるごんまでお知らせください)

とまあ、長くなりましたが、しょっぱなのオープニング社会ネタトークを終えて、次はお便りコーナーです。

テックスターさんからの挑戦的な早口言葉をあえて受けて立ち、噛みまくって舌から血をダラダラ流し続けるのもお構いなしにあっさりと「一言も噛みませんでした」と言い切れる冴木さんという男の懐の広さたるや、

広大なこと太平洋の如し

であります。

そんな冴木さんの抗弁、いやさ、男の主張の後にテックスターさんから送られたお便りの内容はというと、意外に「お酒の話」でした。

テックスターさんといえば、これまでにもじゃむらじに数多の連続ラジオドラマ風一族怪談を投稿されてきた怪談猛者でありますし、きっと今回も怪談ネタで大いに冴木さんンとリスナーの心胆を凍らしめてくれるのかと思ったのですが、今回は普通に攻めてみます、とのことで、これに冴木さんが自身の体験談を交えながら、お酒のあれこれを語られます。

冴木さんのお話から、「自分が店をやっていたときは」と聞いたときには、「おお、冴木さんはバーか居酒屋のオーナーだったのか」と感心してしまいました。冴木さんといえば夜の帝王とたしかじゃむらじのプロフィールに書かれていたと思うのですが、もし本当にバーのマスターであったなら、まさにそのイメージそのまんまな経歴をお持ちだったということになるのでしょう。

そんな夜の帝王の数あるお酒歴の中でも最終的に残ったのが、ジン・トニックだったとか。ボンベイサファイアの名前も出てきましたが、そのときたまたま机の上にボトルがあったので、その名称が出てきたときはちょっぴり嬉しかったですな。

スカイブルーの瓶にイギリス植民地時代の趣を感じさせるクラシカルなラベル。少し癖のある飲み口に私は感じましたが、男の中の男である冴木さんが酒はやっぱりジントニックが一番だよ、とおっしゃられれば、「は、はい」と素直に頷くしかありません。(でも決して嫌いではありません。誤解のなきよう。個人的にはテックスターさんと同じく、健康的なワインを好んでおります。あまり強くありませんが)

そんなこんなでお酒の話が終わり、次は私の怪談投稿に。この話は脚色一切なしのリアル体験談です。結局そのアパートでは何も出てこなかったのですが、友人の話す白い顔の女は、そのときほんとうにイメージがすぐにできて怖かった。階段の踊り場の上にその女の顔がヌッと出てきたらどうしようギャーーとばかりに、猛ダッシュで階段を駆け下りて行ったのを思い出します。冴木さんの言う通り、当時の私はあまりにも「へタレ」(関西弁で根性なし)だったというべきでしょう。

次は冴木さんご自身の体験談です。「素泊まり」というタイトルですが、いやー、この話もリアルでした。釣り好きの冴木さんらしい釣り宿にまつわるお話でしたが、開かずの間というのでしょうか、誰もいるべきはずのない部屋から音が聞こえてくるシュチュエーションというのは、定番と言えば定番なんですが、それが扉を開けたときに音だけがワーーッと飛び出してくるというのは、なかなか想像できるオチではありません。さすがはただの怪談をただの怪談に終わらせない聴かせて落とす怪談を語らせたらネトラジ怪談界では右に出るものなしの、関西が誇る男前怪談師・冴木祐也アニキのお話だけはあります。ごっつぁんであります。

さてそんな冴木さんのお話の次はロメロさんの投稿怪談です。

霊感を持つ友達同士が見た女の霊。

それが果たしてどんな意味を持つのか?

霊感を持つ同士というのは、エスパー同士の特殊な関係と同じに思えて、それを持たない私のような人間からしてみれば「ちょっとジェラシー」な雰囲気はあると思います。私の周囲にも一人いますが、彼も彼の周りにはそういう人間が集まってくるということでした。幸い私にはそういう能力はないのですが、しかしそういう能力を持つ人のそばにいたら映るかも!という偏見のようなものがあって、それが敏感に感じられるのでしょうか、友人の彼も、私と居る時はことさらそういう話から遠ざかるような雰囲気はありますね。

ロメロさんのお話もそんな「デキる者」同士が見た、しかも同じものを見たという、もし私がその場にいたら「オーマイガーーッ!」と卒倒すること必定の、シンクロニシティ怪談とでもいいましょうか(シンクロニシティは違ったか?) いずれにしても、その女の霊が一体何者だったのか、知りたいところです。

それにしても最後の最後で「ソバージュ」の一語でロメロさんのおよその年齢を言い当てた冴木さんは、さすがにただの怪談をただの怪談では終わらない凄腕の探偵怪談師であります。これからも様々なものに斬りこんでその類まれなる慧眼で世のあらゆる謎を解明して頂きたいと心から願う所存であります。

如何でしたでしょうか?

全編怪談のみの「怖いぃ話」とはまた違った、冴木さん単独のフリートークありな内容がなかなか新鮮だったと思います。ぜひぜひ今度は冴木さんの「物マネ一人語り放送」を聞いてみたいと思います。次の物まねは輪島親方を希望させてもらいます。


冴木祐也のひとりじゃむらじ
http://jamradi.seesaa.net/article/377373962.html