2013年11月24日日曜日

じゃむらじ第40回放送おしながきと感想

第40回目のじゃむらじ放送記事です。

今回はテックスターさんの発案で「40回記念のお祝いメッセージ」を贈りましょう!ということになりました。

有志のミクシコミュメンバーの皆様と打ち合わせをしまして、音声参加できる方と、メッセージ参加する方でそれぞれお時間を割いていただきました。

おかげさまでというか、これはもう一にも二にも、この企画を申し出られたテックスターさんのアイデアと素晴らしいMCのおかげなのですが、私の恥ずかしいほどに拙いコメントと、そしてもちろん、らすごさんのあまりにも滑らかすぎるお祝いメッセージも併せて、無事収録することができました。

後ほどテックスターさんにコミュメンバーの皆様のお祝いメッセージを読み上げて頂きまして、こちらからも皆様の暖かいお気持ちをお二人に伝えられたかと思います。

冴木さん、木崎さんにも喜んで頂けたようで本当に良かったです。

今回は本当に発案者のテックスターさんをはじめ、この企画にご参加くださった皆様に心から感謝の気持ちを申し上げます。これからも皆様とともにじゃむらじ応援するとともに、機会があればまたこういうサプライズ企画で、お二人と番組を盛り上げていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

それにしても自分の声というのは、あらためて聞くと違和感がありますね~。なんだか気の抜けたコーラのような声質で。もしテックスターさんの巧みな誘導がなくて私のコメントだけだったら「おおおおお、おめでっとととっちゃっちゃらぁー!」と前田太尊ばりにバリバリに噛みまくって、完全な放送事故になっているところでした。収録中はそりゃあもう、噛みそうになる気持ちを必死でこらえながら テックスターさんのプロ顔負けの絶妙MCに口の中を真っ赤にして必死に食らいついていっておりましたとも。今後再びこういう機会が来た時のために毎晩寝る前となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」と100回唱えて滑舌筋を鍛えないといけないかなとも思ってます。

さてではそろそろ、本編のじゃむらじ感想記事に移っていきたいと思います。





ボディソープと坊主頭(OPトーク)

冬の寒い時期に坊主頭はどうよ!という木崎さんのツッコミと、冴木さんの坊主頭にボディソープは如何に?という返しで始まるじゃむらじ第40回放送。坊主頭とハゲとは違うのだから、少なくとも毛根の存在する坊主にはボディソープは有効なんじゃないかな?と個人的には感じました。

しかしあくまでもボディソープなのだから、髪の毛にはあまり影響を与えないような気がしないでもないのですが・・・・私など面倒くさい時はかまわず石鹸で髪の毛を洗うときはありますけどね。短髪なのでそれも全然OKなんですが。





お祝いメッセージ!(祝!40回放送記念)

収録中はスカイプでテックスターさんと初めてお話する機会を持つことが出来まして、色々な意味で楽しかったですね。テックスターさんのパソコンにはカメラ機能がついていまして(私はついていませんが)、画面越しにリアルテックスターさんと見つめ合いながら、熱く番組のことや日常のことを語り合うことができました。バンドをされているということなので、使ってられるマイクも本格的でして、機器関係のあれこれについて様々なことを教えて頂き、こちらでもテックスターさんの博識ぶりには本当に驚かされました。

らすごさんとは収録日が異なってましたので、直接お話しする機会は持てませんでしたが、後で送ってもらった音声ファイルを聞くと「おお!なんてすばらしい滑舌!」と感心してしまいました。非常にクリアで分かりやすいメッセージ。らすごさんの番組への愛情がひしひしと伝わってくるような、非常に丁寧で気持ちがこもったコメントに思わず聞き入ってしまいましたね。

コメント参加されたメンバーの方(kozさん、ヒデさん、ユーリ@shiohさん、ぽんすけさん、北Q太郎さん、アヤカワさん)とも、ミクシのメールでやりとりさせて頂きまして、皆さん本当にじゃむらじが好きなんだなあと改めて強く感じました。どの方にも快くご承諾いただいて、本当に有難く思っております。また機会があれば、ぜひぜひ次回もよろしくお願いしますね~





変なもちもの(トークテーマ)

木崎さんの学生時代のご友人に、ミリタリーおたくの方がいて、暇があれば軍の払い下げのグッズを集めては、持ち歩いたり、部屋に飾っているといいます。グレネード(手りゅう弾)ケースを使っていたのだけれど、中になぜかガラスの破片が絶えないため、部屋に飾っているとか、軍払い下げのグッズの床に敷いた新聞紙になぜか血が滴るなど、実際に戦場で使われた軍用品ならではのブラッディーなあれこれが、その方の身の回りで起こったようです。これは明らかに呪いなアレですなあ~(笑)

他にもご友人のお医者さんで、海外の僻地へ医療活動に出かけた際に、必ず〇〇〇ケースを買ってくる方がおられるとか。しかも使用済みのあれも気にせずに買うというのだから、いや~かなりの猛者ですね。ちなみにこのケースは「ジャングルの王者ターちゃん」に出てくるアナべべが好んで使うアレです。





続いて冴木さんの営業時代の顧客の社長さんのお話。その方のマンションの部屋で大量の刀や武器が部屋中に飾っておられたとか。中には触れると呪われるというものもあって、さすがに冴木さんも驚いたようです。これも先ほどの軍用品のアレに通じるものがありますね。ポイントはやはり「実際に使ったもの」というところでしょうか。変なものであることには間違いありません。

再び冴木さんのお話。お札を集めている方がおられて、その方がオークションで購入した「お札」がなかなかの曲者だったようです。お札を包んだ和紙が黒ずんだり、お札を飾る額の裏の壁が黒くしみてきてきたりと、なにやら怪しい雰囲気が漂うお札。その後、事故や怪我が増え始めたので、ついにその方はお札を手放します。そしてそのお札は・・・・

周りが黒ずむって、これは明らかに呪いでアレなお札ですね。その後の持ち主の処理の仕方が男前すぎます。だって歩道に〇〇するんだもの!!(〇〇を知りたい方は番組をチェック!)




お便りコーナー

一発目は兎さんから始まります。兎さんと言えば、じゃむらじでも数々の伝説的なお便りを生み出してきた「お便り猛者」。今回もその独特の世界観と言い回しで、聞く者と読むものを恐怖のどん底に陥れてくれるのでしょうか。

早速聞いてみると・・・・



駅を歩いていると黒い動物が歩く・・・・その後ろを御婆さんが・・・・その影が黒い動物だった。

エコエコアザラシの呪文。

変な持ち物と言えば、杖(山登り)と日記帳(夢)と石(綺麗な)。そしてネパールで購入したアクセサリー・・・・しかし捨てても捨てても戻ってくる!

研究しているときにつけているのが悪かったのか?

それとも血を吸わせたのが悪かったのか?!

そして最後は・・・・




ひよこの歌を熱唱する木崎さん。



まるで何者かに操られたかのように、一心不乱にひよこの歌を歌い続ける木崎さんに、さすがの冴木さんも「木崎さん、大丈夫ですか?」と心配して声をかけておらました。そこで木崎さんは初めて正気を取り戻したかのように「エッ?ここはどこ?私は誰?」と取り乱しておられ・・・・・ということは全くなく、普通に兎さんのメールを読み上げておられましたっけ。

しかし、ひよこの歌で締めるとは・・・しかも朗読の名手である木崎さんにあそこまで棒読みにさせるとは・・・・兎さん、やはり、あなた、只者ではないですな。


次のお便りはテックスターさんです。mixiコミュで頂いたお便りです。東北では芋煮祭りというのがあるようで、寒い北の地で熱い芋の煮物を頂きながら、ビール片手に皆でわいわいやるという涎がでそうな地方のお祭りがあるようです。木崎さんの九州では「農協祭り」というものがあり、各地で様々な物産を持ち寄ってお祭りを行うようです。冴木さんの住む関西ではそのような祭りは聞いたことがないとのことでしたが、確かに私の故郷でも、そういう食べ物に関したお祭りはあまり聞いたことがないですね。もちろん探せばあるのでしょうが・・・・最近はB級グルメが流行っているので、あれがお祭りと言えば、それに当たるのかもしれません。皆で集まってお酒を飲みながら焼きそば食べたりするだけでも、しみじみと楽しいものですよね。

芋煮の動画







怪談じゃむ


にくにくさん/そこつ
辻さんという男性看護師のお話です。呼吸器科で務めていたときのこと。野田さんという患者さんが、末期のがんにかかっておられて、終末医療を受けておられました。痛みを緩和するためにモルヒネを常用しており、痛みがくるたびにナースコールで辻さんを呼んでモルヒネを打ってもらったのだそうです。数か月後、野田さんは亡くなりました。そしてある晩。ナースコールを受け取った辻さんが、病室に向かうと、そこには誰もいませんでした。その後再び院内で見た影・・・そしてその声と姿は?

にくにくさんといえば、じゃむらじでも連載怪談作家として定着しつつあるリスナーの方で、毎回クオリティの高い怪談を番組に投稿されておられます。このお話はしみじみといいお話ですね。決して恨みとか、呪いとか、そういうドロドロしたものではなく、どちらかといえば飄々とした雰囲気の怪談であります。私ももし死んだとしたら、こういう出方をしてみたいもんですねー。




テックスターさん/飛び降り
電車の先頭車両で運転席越しに窓の向こうを眺めていたテックスターさん。駅のホームに近づき、その方向を眺めていたそのとき・・・男性が一人、押されるようにホームに落ちていくのを目の当たりにしました。不思議そうな顔をして落下していく男性を・・・・この後の展開は言うまでもありません。テックスターさんは二度と運転席から外を眺めることはありませんでした。

何者かに押されて落ちていく、というシュチュエーションは怪談ではよく耳にしますが、これも明らかに何かよからぬ世界のモノの仕業かもしれません。岸壁で海に飛び込もうとする青年の体を海面から無数の手が伸びて引きづり込もうとしていた、という心霊写真があるという話がありますが、これも誰かが写真を撮っていたら、確実にそういう手が映っているのかもしれませんね。しかしリアルでこの状況を目の当たりにしたとすると、話で聞くだけならまだしも、本当にトラウマになると思います。幸いにして私はそういう経験はないのですが・・・・一度だけ目の前でバイクの転倒事故を見ましたが、これも運転手は無事でしたからねー。亡くなっていたら相当にショックを受けていたと思いますよ。




たまちゃんさん/鏡
一人暮らしを始めることになった女性。部屋を飾るために購入した化粧鏡を取り付けた途端、部屋の雰囲気が変わります。なにか風の通り道ができたような、そんな感じで・・・・その後、誰かが部屋を通る気配を感じることが頻繁に起こるようになったといいます。現れては消え、消えては現れて。女性はある日夢を見ました。どこかを電車で旅している夢を。親戚の家に向かおうと歩いていると、老人が現れました。その老人はすごい剣幕で彼女に早く帰るように諭すのでした。彼女は老人の言うとおり、電車に再び乗ると・・・・

鏡というのは、異界と結びつける働きがあるという話は耳にしたことがあります。様々なまじないや儀式に古代から使われてきたともいいますし、なにか不思議な力を宿していることは間違いないでしょう。昔、夜中の2時に鏡の前で自分の顔を見つめていたら死ぬ、という噂が出回りましたが、これもそういう鏡の魔力にまつわる都市伝説の一つだったのでしょう。たまちゃんさんのお話も、そういった鏡の魔力にまつわる怪奇談なのですが、これも本当に自分の身の周りで起きたら嫌でしょうなあ。夢というのは、唯一、一日の中で無意識かつ無防備になる時間帯で起こる現象ですから、ここで悪夢のようなものを見てしまうと、これは本当に気の休まる暇もないということになるのでしょう。この女性の鏡は100円ショップで購入されたということですが、魔力に宿る器の価値は値段には左右されないのかもしれません。




冴木さん/夢の話
ご友人の話。夢の中で公園を歩く自分。そこで見かける、怪しい動きをする中年の男。そのあとに首を吊った男の光景。その後、実際に近所の公園で自殺死体が多発する。そしてまた同じような自殺光景の夢を見て、実際に事件が起きる。怖ろしくなった彼は、母親とともに事件の起こりそうな場所で待機し、数名の自殺志願者を救おうと試みるのだった・・・・

こうやって書いたのを読んでみると、なんだか映画のあらすじのように見えますね(笑)。話のオチは基本的に番組を聞いてもらって味わって頂きたいと思うので、ここではあえてネタバレはしないようにしております。しかしこのお話はなかなかに映画的でした。始まりも終わりも。結果的には、こういった様々の現象の原因とか理由などは分からないまま、事態は収容していくのですが、実際の話というのは、えてして筋道が通っている類のものではないのでしょう。意味がわからない。多くの実話怪異談に共通するテーマはこれに集約されるのかもしれません。




木崎さん/見なくなった話
若いころに悪さをしていた松山さん。夜中に車で走り回っていると、祠に車を突っ込むと同時に人身事故を起こしてまう。その後、数年間の服役を終えて出所すると、運送会社に勤めることになった。しかしその配送ルートにはあの事件を起こした祠があったのである。そしてそこには人影が・・・

これぞ木崎さん怪談!ともいうべき、グロさと因果の明確さがはっきり示された実話怪異談ではないでしょうか。事件現場の凄惨さ、事件を起こした本人にしか見えない怪異、それら全ての因果がお話の主人公にすべてに帰結します。何が何だか分からないという、因果不明系の実話怪談を得意とする冴木さんと比べて、木崎さんのそれは、原因と結果がくっきりと明確に表れた「因果応報」系怪談を得意とするという特徴があると思います。どちらもリアリティという意味では引けをとらないのですが・・・・

このお話ではやはり、事故の犠牲者となった方の手が恐怖のポイントになっていると思います。顔とか体ではなく、手。ずいぶん昔に「手」が人を追いかけて襲うという、土曜夜の2時間ドラマを見た記憶があるのですが、これも実に怖かったですね。内容はほとんど覚えてないのですが、手の執拗さが未だに鮮明に脳裏にこびりついてます。木崎さんのこのお話の核はあくまで「祠」で、決して「手」が主要な恐怖のファクターではないのですが、個人的には昔の記憶も相まって、そちらのほうに恐怖の印象が拡散してしまった感があります。祠そのものに突っ込んだことが悪かったのか、轢いてしまった犠牲者による怨念なのか・・・・車は走る凶器なので、くれぐれも慎重に運転して頂きたいものですね。

それにしても毎回思うのが、木崎さんの語りの巧さです。以前にも四季百夜という木崎さんの怪談企画で私の投稿した話を読み上げて頂いたのですが、そのときの語りなどは「声優さんなんじゃないか?」というくらい、声の艶と間が半端ではなかったと思います。語りの時の木崎さんの声と話し方はラジオドラマの声優さんのように登場人物の中に入り込んでますよねー。一度、この木崎さんの声優ばりの語りと、冴木さんの物まねで番組を一本作って頂けないかなーと、半ば本気で思っております。




エンディング

今回のじゃむらじは40回記念にふさわしい、バリエーションに富んだ企画フリートーク怪談てんこ盛り!の放送回になっていたかと思います。なによりテックスターさんの発案と皆様のご協力で製作したお祝いメッセでお二人に喜んでもらえたのが、リスナーとしてはもちろん、コミュの管理人としてとても嬉しかったことだと、改めて番組を最後まで聞いて実感しました。

ぜひまたこのような機会を作って、お二人と番組を大いに盛り上げたいと思います。そのときに皆さんにご協力頂ければ非常に嬉しく思います。

今年もあとわずかです。

来月のじゃむらじは今年度最後の放送となりますので、どうか何卒、皆様ぜひぜひお便りや投稿を番組にお寄せくださいますよう。微力ながら、不肖ごるごんも、思いつく限りの恐怖体験を、記憶の底から浚って絞って汲み取って、イチゴプリンをつけて木崎さんにお届けしたいと思いますので、ぜひぜひ皆さんも共にラストオブザイヤーを盛り上げましょう!

そんな来月のトークテーマは、

「霊的人的あらゆる分野で恐怖した話2013」

です。番組への画像やイラストも随時募集中ですので、木崎さんあてにどしどしお送りください。もちろんこのブログやmixiコミュのほうへでも届けて頂ければ、木崎さんに転送させていただきますので、皆様よろしくお願いいたします。またmixiコミュメンバーも50人達成まであと一息!となってますので(現在45人)、こちらもぜひぜひよろしくお願いします。ともにお二人のサイン入り〇〇をゲットしましょー!

冴木さん、木崎さん、これからも怖くて楽しい「じゃむらじ放送局」を期待しております。

そして・・・・







  ぺ〇〇スケースは謹んでご遠慮申しあげます


 



             だって・・・・







      だって、使わないんですもの・・・・



 


というわけで、今後とも一つ、よろしくお願いたします。


*番組でも紹介された、テックスターさんの歌うニコニコ動画を貼りつけておきますので、皆さんぜひ一度ご視聴ください。私はX-JapanのHIDEのような声にシビレました。









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